がん患者にエール 夜通しウオーク「リレー・フォー・ライフ」 茨城・つくば

がん患者にエール 夜通しウオーク「リレー・フォー・ライフ」 茨城・つくば

がんと闘う勇気を分かち合おうと、患者や支援者、医療従事者らが夜通し歩き続け、がん征圧への願いときずなを深め合うイベント「リレー・フォー・ライフ2010in茨城」が22、23の両日、茨城県つくば市吾妻の中央公園で開かれる。実行委員会(宮崎満美子委員長)では「がんに対する地域社会の理解と連携をはぐくみたい」とイベントの成功を願っている。(篠崎理)

 リレー・フォー・ライフは1985年、米シアトルで始まった。がん患者を支援しようと、1人の医師が競技場を24時間走り続け、1日で2万7千ドルの寄付を集めた。翌年から数人がチームを組み、交代で24時間歩き続けることで寄付を募るイベントとしてスタートした。

 日本では平成18年、筑波大陸上競技場で初めて開催され、その後全国に広まった。今年は全国25カ所で予定されている。

 イベントの収益金や寄付は日本対がん協会に贈られ、がん患者の悩みをサポートする活動やがん専門医を目指す若手医師への奨学金、がん検診受診率の向上を目指すPR活動などに使われる。

 当日のメーンイベント「リレー・ウオーク」は、患者や家族、医療関係者らがチームとなり、たすきをつないで夜通しで歩く。「がんは24時間眠らない」との考えから、患者が不安や恐れ、孤独を感じる夜を仲間や支援者とともに乗り越えることで、一人ではないという勇気と連帯感を生み出すことが目的だ。

 夕方には、がんで亡くなった人への追悼の思いを書いたキャンドルを会場に並べて灯すイベント、「ルミナリエ」を実施。

 会場では、クイズや模型を使った乳がんの触診体験や禁煙セミナーなどが行われれるほか、リレー・ウオークをしながら楽しめるよう、ステージでは音楽やダンスなどが企画されている。

 チームの参加申し込みは締め切られているが、実行委では当日の個人参加や見学も歓迎している。副委員長の宮本恭子さんは「がんと闘っている人に『決してあなたは一人でない』とエールを送るとともに、早期発見と早期治療のためがん検診受診を啓発したい」と話している。

 日程などの詳細は公式ホームページ(http://rfl.guianikei.com/)へ。

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