エーザイ 初の抗がん剤の注射剤生産棟を開設 

エーザイ 初の抗がん剤の注射剤生産棟を開設 

エーザイは5月20日、米国ノース・カロライナ工場内に建設していた同社初の抗がん剤の注射剤生産棟が完成し、開設したと発表した。投資総額は約1億ドル。同社は初の自社創製の抗がん剤エリブリン(一般名)を3月に、日米欧の各当局に承認申請(適応症=乳がん)したが、承認された場合は今回の生産棟で生産される最初の抗がん剤になるという。

最主力品のアルツハイマー型認知症治療薬アリセプトが11月に米国で特許切れを迎えるなか、同社は、10年度以降の業績を支える重点領域のひとつにがん領域を位置づけ、エリブリンは次期最主力品のひとつとしている。エリブリンのピーク時売上高は10億ドル以上を想定している。

同社は日本のがん市場に、エリブリンや、国内独占販売権を持つ低悪性度非ホジキンリンパ腫用薬ベンダムスチン塩酸塩(一般名、申請=シンバイオ製薬(09年10月))で新規参入する計画。専門学術担当16人を各エリアに配置するとともに、国内1400人の全MRによるプロモーションを目指して研修を始めている。

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