がんに免疫細胞 効率よく集積…理研研究センターなど

がんに免疫細胞 効率よく集積…理研研究センターなど

 免疫細胞の表面に、がん細胞とくっつきやすい「糖鎖」と呼ばれるひも状の化合物を取り付けて、免疫細胞をがんに効率よく集めることに、理化学研究所分子イメージング科学研究センター(神戸市)と大阪大などのグループがマウスの実験で成功した。がん免疫療法の効果改善が期待される成果で、米国の専門誌に近く発表する。

 グループは、細胞表面に糖鎖を短時間で結合させる技術を開発。マウスから採取した免疫細胞のリンパ球に、がんと結びつきやすい糖鎖を取り付け約1万個をがんのマウスに注射した。1週間後、がん組織周辺にこのリンパ球が数多く集まっているのを確認できた。

 野崎聡・同センター研究員は「糖鎖を薬に結合させれば、目的の臓器や炎症部に薬を効率よく届けられる」と話す。

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