リレー・フォー・ライフ:がん患者ら交代で24時間歩き、励ます--あすから /茨城

リレー・フォー・ライフ:がん患者ら交代で24時間歩き、励ます--あすから /茨城

◇ともにがんと闘おう--つくばで4年ぶり県内開催
 がん患者らが交代で24時間歩き続け、がん克服に向け励まし合うチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ2010in茨城」(日本対がん協会など主催)が22、23日の両日、つくば市の市中央公園で開かれる。イベントは85年、米国で産声を上げた。日本では06年、全国から参加者が集まり、同市で初めて開かれた。その運動は各地に広がり、今年は全国20カ所で開催。茨城大会には500人以上が参加予定だ。

 がん患者でつくる「茨城よろこびの会」会長の飯田則子さん(68)は第1回大会に参加し、今回も会のメンバー5人と参加する。27年前に乳がんにかかり、左胸の摘出手術を受けた経験をもつ飯田さんは「リレーの間もベッドの上で苦しんでいる仲間のために、自分は何をすべきか考える契機にしたい」と、4年ぶりの参加に気持ちを新たにしている。

 飯田さんは41歳の時、左胸にしこりがあるのを自分で発見し、水戸市内の病院を受診。医師に「乳がん」と告げられた。強がって「死ぬの覚悟してましたから」と口走ったが、当時まだ中学生だった長男と長女の顔が浮かび、次第に涙が止まらなくなったという。

 左胸の摘出手術から十数年が経過したころ、「自分の経験ががんで苦しんでいる人のためになるなら」と、がん患者の相談支援や、定期検診の普及・啓発活動を行っている「茨城よろこびの会」で活動を始めた。06年に会のメンバーとイベントに参加したことで、「会の絆(きずな)が深まった」と感じたという。

 06年の大会開催時には実行委員会中心メンバーに県内関係者がいなかったためその後の地元開催につながらなかったが、4年ぶりの茨城大会開催では、地元つくば市民らが連携。飯田さんは当日、仲間と「あなたとともにがんとたたかおう」と記した横断幕を掲げて歩く。「リレーに参加することで、人とのつながりを強くし、がん患者支援につなげたい」と話している。

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