卵巣がんの新スクリーニング検査に有望性、米学会

卵巣がんの新スクリーニング検査に有望性、米学会

【5月21日 AFP】更年期後の女性の卵巣がんを早期に発見する新しいスクリーニング検査の有望性が証明されたと、米国臨床腫瘍(しゅよう)学会(American Society of Clinical Oncology、ASCO)が20日発表した。

 研究報告の主著者である米テキサス(Texas)州、M.D.アンダーソンがんセンター(M.D. Anderson Cancer Center)のカレン・ルー(Karen Lu)氏は「卵巣がんの70%以上は進行期になって診断されている」と指摘し、「初期の卵巣がんを発見するための信頼性のあるスクリーニング検査の特定は、『聖杯』(探求困難なもの)を見つけるような価値がある。今回の研究はこの方向に一歩前進するものだ」と語った。

 発表された検査方法は、がんの進行とともに増加する腫瘍マーカーであるタンパク質「CA-125」の測定値と患者の年齢を数学的モデルで分析するもの。必要に応じて経膣(ちつ)超音波検査と婦人科腫瘍専門医の診察を追加する。

 家族に乳がんや卵巣がんの病歴のない50~74歳の更年期後の女性3238人に対し、最長8年にわたって行われた調査によるこの数学的モデルと、経膣超音波検査を組み合わせた検査の精度は99.7%に達したという。

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