「悩み抱え込まないで」 子宮がん患者会発足

「悩み抱え込まないで」 子宮がん患者会発足

闘病のつらさや苦しみを一人で抱えず同じ病気の仲間で分かち合おうと、子宮がん患者会「宇宙船子宮号」(吉田祐子会長)がこのほど発足した。月1回、体験、悩みなどを気軽に語り合う「カフェ」の開催、子宮がんに関する知識の普及、検診の啓発などを通して、子宮がんで苦しむ女性を1人でも減らしたい考えだ。
 子宮がん患者会発足は県内で初めて。子宮がんは女性の生殖器にかかわる病気のため、罹患(りかん)していることを会社や家族、友人に言えず、悩みや不安を一人で抱え込むことが多いという。子宮や卵巣を摘出した場合、女性としての喪失感が大きく、治療後もリンパ浮腫や排尿障害など後遺症で苦しむこともある。
 吉田会長は「子宮がんということは表に出しにくく、患者は大きな心の闇を抱えている。女性が笑顔になり次に進めるような場所、自分を取り戻す場所にしていきたい」と話した。
 一方、県内では子宮がんの死亡率が全国よりも高く、早期発見のための検診受診の必要性も指摘されている。会では今後、検診が受けやすい環境づくりや子宮頚(けい)がんワクチンの公費助成の実現なども求めていく予定だ。
 体験や悩みを語り合う「美ら清らカフェ」は29日午後2時から。那覇市おもろまちの那覇市水道局みずプラッサコミュニティールームで開催する。
 参加費200円。問い合わせは電子メールchurajyura@willcom.com

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