がんフォーラム:「病院にサロン設置を」 緩和ケア医師らシンポ--奈良 /奈良

がんフォーラム:「病院にサロン設置を」 緩和ケア医師らシンポ--奈良 /奈良

◇170人参加
 市民公開がんフォーラム「県のがん医療をすすめるために」(「県のホスピスとがん医療をすすめる会」主催)が23日、奈良市登大路町の県文化会館で開かれた。患者の心身の苦しみを和らげる緩和ケアなどに携わる医師ら6人によるシンポジウムなどがあり、約170人が熱心に耳を傾けた。

 県保健予防課の氏平高敏主幹がまず、「県のがん医療対策について」と題して基調講演。08年のがん死亡者は全体の約3割の3815人に上り、予防、治療、回復まで一貫した総合的な医療システムの構築を目指していることを報告した。

 シンポでは、橿原市の訪問介護ステーション「やわらぎの郷」の石原祐佳所長が「満足できる最期を迎えるため、がんになったらどうしたいか、今から家族と話し合ってください」と呼びかけた。

 がん患者会「あけぼの奈良」の吉岡敏子代表は25年前に乳がんを経験しており、患者や家族が語り合えるサロンについて、「本音を話し、支え合える」と語り、「県内のがん診療連携拠点病院すべてに設置してほしい」と訴えた。

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