子宮頸がんワクチン接種全額補助 大子町

子宮頸がんワクチン接種全額補助 大子町

中1女子対象に
 大子町は24日、町内の中学1年の女子生徒を対象に子宮頸(けい)がん予防ワクチンの接種費を全額補助する方針を決めた。今年度は2、3年を含む中学生全員を対象とする。6月定例町議会で町内5校の計208人分に相当する約1060万円を盛り込んだ補正予算案を提案し、可決されれば9月から補助を始める。同ワクチンの接種費を補助するのは県内の自治体で初めて。

 町健康増進課によると、町外の中学校に通う生徒のほか、養護学校や入院患者など中学生に相当する年齢も対象。来年度以降は中学1年に相当する女子のみを補助する。希望者は町内の指定医療機関で、無料接種できる。1人あたりの補助額は5万1000円。

 子宮頸がんは主に性交渉によるウイルス感染で発症するがんで、ワクチンで予防できる唯一のがんと言われている。ワクチンは11~14歳の接種が望ましいとされ、初回、1か月後、半年後の計3回の接種が必要。医療保険の適用外で、接種費は1人あたり4万~6万円(3回分)と高額で、町議会や町民から公費助成を求める声が上がっていた。

 町はこれまで、未就学児の医療費や小中学校の給食費を無料化するなど子育て支援に力を入れてきた。綿引久男町長は「少子化の中で、いかに子どもを健康に育てていくかが課題。ワクチンで予防できるので、対象者全員に受けてもらいたい」と話している。

 ワクチン接種は栃木県大田原市が小学6年を対象に全額補助するほか、東京都や山梨県が区市町村の補助額に対し、最大で半額を助成することを決めている。

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