がん:切らない治療紹介 重粒子線公開講座に600人--前橋 /群馬

がん:切らない治療紹介 重粒子線公開講座に600人--前橋 /群馬

重粒子線を利用した最先端治療についての公開講座「重粒子線がん治療~日本が先導するがん治療革命」が22日、前橋市岩神町のグリーンドーム前橋で開かれた。20日から同ドームで開催された「第49回粒子線治療世界会議」(群馬大など主催)の一環で、約600人が参加。がんを切らずに治すことを目指す重粒子線治療の仕組みや効果などが説明された。

 講演したのは放射能医学総合研究所(放医研、千葉市)の辻井博彦理事と、今年3月から12人の前立腺患者に重粒子線治療を行っている群馬大重粒子線医学研究センター長の中野隆史教授。

 辻井理事は「重粒子線治療は放射線を使う治療の一種。正常な細胞を傷つけず、従来のX線照射と比べ2~3倍の効果がある」と述べた。中野教授は「県内のがん医療に役立つよう頑張っていきたい」と話した。

 公開講座では放医研で実際に重粒子線治療を受けた東京都品川区の堤静香さん(58)が、患者としての体験を語った。頭部の骨肉腫を04年に発症したが、重粒子線治療により顔面を切除せずにすんだといい、「何が起こってもあきらめず、一瞬一瞬を大切にして最後まで生きていきたい」と話した。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


乳がんの早期発見の重要性を訴える街頭キャンペーン実施へ/三浦市 »
« 伊首相、がん手術を告白 一方で「不要だったかも」