卵巣がん治療薬使いやすく ドキシル、出来高払いに

卵巣がん治療薬使いやすく ドキシル、出来高払いに

抗がん剤「ドキシル」について「2010年度の診療報酬改定のせいで入院時に使いにくくなった」と指摘する意見が治療中のがん患者から上がり、その声に押される形で厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は26日、報酬の見直しを決めた。

 卵巣がん入院治療での診療報酬支払いに4月から一部で「定額制」(包括払い)を導入したのをやめ、かかった費用を積み上げる従来の「出来高払い」に戻す。定額制だと高額なドキシル使用で病院が赤字になるため。来月から実施する。

 患者団体「卵巣がん体験者の会スマイリー」(片木美穂代表)が「一般的な3日間の入院投与では、ドキシルの費用だけで25万円程度の赤字が生じる」との試算を公表したのがきっかけ。

 現場の医師からも「採算割れを防ぐため、出来高払いの外来での投与を勧めている。だが状態の悪い患者にも用いるので本来は入院が望ましい」との声が上がっていた。

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