子宮頸がんワクチン ほぼ全市町村、助成へ

子宮頸がんワクチン ほぼ全市町村、助成へ

県が子宮頸(けい)がん予防のワクチン接種費用を公費で助成する方針を固めたことを受け、県内市町村でも助成の検討が進んでいる。県健康増進課によると、「ほぼ全市町村が助成の方向」だという。一方で、助成額などについて、市町村の担当者が頭を悩ませている。(田中聡子)

 26日、昭和町内で同町と中央市、南アルプス市、甲斐市の担当課の課長らが集まり、具体的な助成の方法や課題などを話し合った。課長らからは、「上限を設けるのか、全額助成か」「どうやって周知していくのか」などの課題について発言が相次いだという。

 4市町はともに小6と中3の女子を対象に助成する方針を固めており、甲斐市以外は6月議会に補正予算案を計上する予定だ。

 ただ、細かい助成額については調整が続いている。ワクチンは1回1万5千円~2万円とされ、3回接種が必要となる。医療機関によって額が異なることや、あくまでも「任意接種」であることから、「全額助成するかどうかや、すでに接種してしまった人にどういう措置をとるのかなど、まだ決められないことも多い」(南アルプス市の担当者)という。

 4市町は今後、連携して話し合いながら、医師会に協力を仰ぐなど準備を進めるという。

 一方、韮崎市は小6と中3の女子計323人を対象に、5万円を上限とする助成を決定。6月議会に事務経費も含めて約1370万円を計上する。

 対象者には3枚つづりの回数券と問診票を郵送し、市が指定する医療機関で接種してもらう方針だ。すでに接種した対象者にも、医療機関の領収書などを提出させ、助成するという。

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