卵巣がん治療薬「ドキシル」 出来高制で使いやすく

卵巣がん治療薬「ドキシル」 出来高制で使いやすく

厚生労働相の諮問機関、中央社会保険医療協議会(中医協)は26日、平成22年度の診療報酬改定で「入院時に使いにくくなった」と指摘されている抗がん剤「ドキシル」について、医療機関などが使いやすくなるよう、診療報酬の見直しを決めた。

 ドキシルの薬代は、標準的な体形の女性で1回の投与に10万円以上(3割負担の場合)かかる高い薬。3月までは、かかった費用を積み上げる出来高払いが認められており、医療機関は入院費とは別に薬代を患者に請求することができた。

 だが診療報酬の改定で、4月から大学病院などで入院費用にドキシルの薬代が含まれる「包括払い」が導入された。その結果、大学病院などは、患者に薬代を別立てで請求することができなくなり、結果的に赤字となるため、薬の使用を控えるようになっていた。患者団体らが、元の出来高払いに戻すよう厚労省などに訴え、中医協で見直しを決めた。

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