早大、がん患者向けコルセット開発-「筋電」使い寝返りの苦痛緩和

早大、がん患者向けコルセット開発-「筋電」使い寝返りの苦痛緩和

早稲田大学の藤江正克教授、安藤健研究助手らは、ロボット技術を使いがん患者の寝返り時の痛みを和らげるコルセットを開発した。患者が寝返りを打つ際、脳から筋肉に送られる電気信号「筋電」を受けてコルセットのゴムを硬くし、痛みの原因となる身体のねじれを抑える。
 通常のコルセットと違って普段は軟らかく身体を締め付けないため、患者に負荷がかからない。病院で実証を進め、数年以内の商品化を目指す。
 静岡がんセンター(静岡県長泉町)との共同研究の成果。ロボットや身体アシスト装具に使われる筋電と、空気圧で動くゴム製の人工筋肉を組み合わせた。
 二つの棒状の人工筋肉をおなか側で交差する形で装着する。肩から腰の側部にある突起の一つの上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)を人工筋肉で押さえて体の軸となる部分(体幹)のねじれを抑える。少ない部品構成の装置で効果が出るため日常で着け続けても負担にならず、脱着もしやすい。

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