iPSで免疫力強化、皮膚がんマウス大幅に延命

iPSで免疫力強化、皮膚がんマウス大幅に延命

iPS細胞(新型万能細胞)を使って免疫力を高め、皮膚がんのマウスを大幅に延命させることに、理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの渡会浩志・上級研究員らが成功した。

 人に応用できれば、がんの新しい治療法になりそうだ。

 2日発行の米医学誌「ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション」に発表する。

 渡会さんらは、免疫細胞の一種である「ナチュラルキラーT細胞(NKT細胞)」に着目した。

 マウスの脾臓(ひぞう)からNKT細胞を集めてiPS細胞に変え、体外で培養して約1万倍に増やした後に、そのほとんどをNKT細胞に戻すことに成功した。

 こうして増やしたNKT細胞を、悪性黒色腫というがんを移植したマウスに注射すると、通常は1か月程度で死ぬマウスが半年後まで生存した。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


がん攻撃細胞を大量作製 iPS利用、マウス実験 »
« iPS細胞から大量リンパ球 がん治療、マウスで成功