子宮頸がん予防に県内初の公費助成へ、中学生対象のワクチン接種/鎌倉市

子宮頸がん予防に県内初の公費助成へ、中学生対象のワクチン接種/鎌倉市

 鎌倉市は2日、子宮頸(けい)がんのワクチン接種費を公費助成していく方針を明らかにした。本年度は中学3年生と同2年生を対象に実施し、11年度以降順次、対象学年を引き下げていく。子宮頸がんはワクチン接種で予防が可能だが、高額な接種費がネックで、全国の自治体で公費助成する例が増えている。同市によると、県内自治体で公費助成が行われれば、鎌倉市が初となるという。

 同市によると、ワクチン接種には、ワクチン代1万2千円と手技費3千円前後がかかる。半年間で計3回接種しなければならないため、計4万5千円前後が必要になる。

 同市の公費助成はこのうち、ワクチン代のみ。手技費は自己負担となる。学校などでの集団接種は行わない。市議会の6月定例会に関連費用約4300万円を盛り込んだ補正予算案を提出。可決されれば、9月ごろの実施を目指す。

 本年度の対象は同市内に住民登録している中学3年生と2年生約1400人。11年度以降は、11年度が中学2年生と中学1年生と、2学年ずつ取り組みを続け、14年度以降は小学5年生に固定して実施していく。接種の証明になるものを提示すれば、ことし4月以降すでに接種した生徒にも、同じ条件で費用を償還するという。

 鎌倉市では、医療機関関係者や子どもの保護者、一部市議らから、公費助成を求める声が相次いでいた。松尾崇市長は「子どもたちの将来に関することであり、なるべく早い助成が必要だと思った」と制度導入の理由を述べた。

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