がん理解へたすきつなごう…患者と市民24時間ウオーク

がん理解へたすきつなごう…患者と市民24時間ウオーク

松山で10月
 がん患者や市民らが交代で24時間歩き続けることで、がんへの理解や絆(きずな)を深めるイベント「リレー・フォー・ライフ(RFL)」が10月9、10両日、愛媛県内で初めて開催されることが決まった。

 患者同士の交流だけでなく、一般市民も参加することでがんへの関心を高める狙いで、主催者らは「がんについて考えるきっかけにしてほしい」と参加を呼びかけている。

 RFLは、1985年に米国の医師が、24時間がんと闘う患者への理解を深め、患者・家族、医療関係者、健常者らが交流を深める場にしようと始めた。日本でも2006年に茨城県で初めて開かれ、今年度は徳島や愛媛など全国20か所での実施が予定されている。

 10月9日正午から、松山市堀之内の城山公園ふれあい交流広場で行う。約20人を1チームとし、たすきをリレーして公園内の1周200~250メートルのコースを24時間交代で歩き続ける。夜にはがんで亡くなった人をしのぶ意味を込めて約2500個のキャンドルをともし、公園内ではがんに関する様々な啓発行事やステージイベントなどを行う。

 参加費は500円だが、18歳以下は無料。当日、会場で募金も募り、集まった金は、開催経費を差し引いて日本対がん協会に全額寄付し、検診事業や若手医師への奨学金制度、がん患者への電話相談などに役立てる。

 NPO法人愛媛がんサポートおれんじの会の松本陽子理事長が実行委員長を務め、超党派の県議でつくる「県議会がん対策推進議員連盟」(会長=岡田志朗県議)もバックアップ。加戸知事に名誉実行委員長就任と県の後援を要請し、加戸知事は快諾した。

 自身もがん患者の松本実行委員長は「県内では4月に県がん対策推進条例が施行され、がん対策への機運も高まりつつある。リレーを通じて多くの人にがんや命について考えてもらいたい」と話している。

 問い合わせは同実行委(089・987・8220)。

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