がん、保険診療を無料化…東京都日の出町

がん、保険診療を無料化…東京都日の出町

東京都日の出町は、がん患者の健康保険診療での医療費の自己負担分を無料化する「がん医療費の助成に関する条例」の施行に向けた準備作業を進めている。

 このような試みは全国的に珍しい。

 担当者は「要綱を早急に策定し、9月定例町議会に予算計上したい」としているが、患者か代理人が事前に申請し、認定証の交付を受ける必要があるため、患者のプライバシーをどう保護するかといった課題が残されている。

 同条例の目的は、がんの早期発見、早期治療、早期回復による患者の社会復帰の支援。「3年間居住」などの条件がある。

 町は、患者から提出された申請書を審査し、問題がなければ認定証を交付し、自己負担分を口座振り込みする。患者ががんの告知をされていない場合、申請は代理人でも可能だ。

 町町民課によると、町内のがん患者数(推計)は人口の1割にあたる約1600人。同課では、プライバシー保護のほか、病院が発行した領収書には病名が書かれていないため、確認方法などについて協議を重ねている。

 同条例案は2日の定例町議会本会議で提案され、賛成多数で可決された。がん患者の医療費自己負担分の無料化は、3月に初当選した橋本聖二町長(75)が公約に掲げていた。

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