子宮頸がんワクチン 県内全市町村が助成へ 富士川町は高校生以上も

子宮頸がんワクチン 県内全市町村が助成へ 富士川町は高校生以上も

子宮頸(けい)がんの予防ワクチン接種について、山梨県が接種費用の助成を決めたことを受け、県内の全27市町村が本年度、助成制度を設ける見通しになった。制度内容を検討中の甲斐市を除き、すべての市町村が県が設定した小学6年生と中学3年生を対象に全額助成する考え。市川三郷と小菅、丹波山の3町村は中学1、2年生も対象に加えた。富士川町は、日本産科婦人科学会が26歳までの接種を推奨していることを踏まえ、高校生以上も半額補助する方針。
 県健康増進課などによると、県の制度に合わせ22市町村が小学6年生と中学3年生を対象とし、市川三郷町、小菅、丹波山の両村は小学6年生から中学3年生までに拡大。甲斐市を除く全市町村が接種費用の全額を助成する。
 ワクチンは3回接種する必要があり、1人当たりの費用はおおむね4万5千円といわれている。県が1回分、残る2回分に当たる額を市町村がそれぞれ補助する。
 富士川町は、ほかの市町村より助成対象を拡大した。小学6年生と中学3年生への全額補助に加え、高校生以上も費用の半額を助成する。事業費として1039万5千円を見込む。中学1、2年生についても助成が受けられるよう、少なくとも3年間は制度を堅持するという。
 日本産科婦人科学会によると、ワクチンの優先接種年齢は11~14歳だが、45歳ごろまで効果が得られるとの報告があり、同学会は26歳までの接種を推奨している。
 助成内容を検討中の甲斐市、臨時議会か9月定例議会での予算計上を予定する大月市を除く25市町村は、6月定例議会に助成費を盛った補正予算案を提出する。

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