抗がん剤過剰投与の男性死亡 九大別府先進医療センター

抗がん剤過剰投与の男性死亡 九大別府先進医療センター

九州大学病院・別府先進医療センター(大分県別府市)に食道がんの治療で入院していた70代男性に抗がん剤が過剰投与された医療事故で、同センターは8日、意識不明の重体だった男性が同日死亡したと発表した。同センターは異状死として大分県警別府署に届けた。同署によると、解剖の結果、死因は多臓器不全とわかった。同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて調べている。

 同センターによると、男性は県外在住で4月中旬から入院。40代の男性医師が治療を担当し、同月下旬に2種類の抗がん剤を点滴で投与する治療をした。その際に、いずれも低い濃度で与えるべき抗がん剤を、誤って1.5倍と2.8倍の濃度で与えていた。

 男性は5月14日に腎障害やけいれん発作を伴う意識障害と多臓器不全を併発し、意識不明の重体となっていたが、8日に容体が悪化し、死亡が確認された。

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