iPS再生医療が実現、がんの転移阻止…今後30年の技術を予測

iPS再生医療が実現、がんの転移阻止…今後30年の技術を予測

2029年に砂漠の緑化技術が普及し、32年にはiPS細胞(新型万能細胞)による再生医療が実現する――。

 大学教授や民間技術者ら約2900人に今後30年の技術発展を予測してもらった結果、こんな未来像が明らかになった。文部科学省の科学技術政策研究所が10日、発表した。

 12分野の832課題について、技術が社会に普及する時期などを専門家らに予測してもらった。

 がんの転移を抑える薬は31年に、マグニチュード6以上の地震を予測する技術は、37年に普及するとしている。今後30年では難しいが、実現可能な技術として「100万円以下の宇宙旅行」なども挙げられた。「アトピー性皮膚炎の根治」は、5年前の調査より6年遅い33年と予測された。

 調査は約5年ごとに行っており、今回が9回目。調査から20年以上が過ぎた1~5回目の予測を検証したところ、「ヒトの遺伝情報の解読」など、予測した技術の約7割が何らかの形で実現しているという。

 調査結果は、来年度から5年間の科学技術政策を定める「第4期科学技術基本計画」の策定に役立てる。

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