条例に患者視点反映 県がん診療連携協議会、修正案提出へ

条例に患者視点反映 県がん診療連携協議会、修正案提出へ

 2010年度第1回県がん診療連携協議会が11日、西原町の琉球大学医学部であった。県や県議会に要望として提出する予定の「県がん対策推進基本条例案」について審議したが、「患者目線ではない」など内容をめぐって委員間で意見が割れ、条例案を作るがん政策部会に県内の患者を入れた上で案を修正して提出することになった。
 条例案は27条から成り、県、市町村、保健医療関係者、県民それぞれの責務を明記。県ががん対策のための必要な財政措置を講じることや患者や患者団体への支援、地域特性に応じたがん研究の推進などを盛り込んでいる。
 委員たちは条例の必要性については一致。しかし「時間をかけ、内容を詰めるべきだ」という意見と一日も早い制定を求める意見で割れた。また条例全体が県の役割を強く求めている点にも異論が出た。
 これに対して国の協議会の委員も務める有識者委員は「国の対策は不十分。厚生労働省はがん対策は基本的には都道府県に任せるべきだと言っている。県が取り組まなければ取り残される」と危機感を示した。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


子宮頸がん予防へ 接種費の助成波及 »
« 小児がん:患者たちを10年にわたり撮影 ドキュメンタリー、大垣であす上映 /岐阜