「子宮がん」の用語使わないで 学会が国に要望書

「子宮がん」の用語使わないで 学会が国に要望書

日本産科婦人科学会は12日、「子宮頸がん」と「子宮体がん」は全く異なるがんで明確に区別する必要があるとして、両者を合わせた「子宮がん」という用語を使わないよう求める長妻昭厚生労働相あての要望書をまとめた。

 学会によると、「子宮がん」は厚労省のがん統計や死亡診断書などで長年使用。かつては体がんが少なく、ほとんどが頸がんだったため問題はなかった。近年は食生活の欧米化などで体がんが増え、頸がんとの割合が半々程度になっているが、正確に把握できない状態だという。

 この二つのがんは、発生場所、診断や治療法、生存率なども異なる。

 主にヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で発症する頸がんは、予防のためのワクチンが昨年、承認されており、学会は、正確な患者数や死者数が把握できれば、ワクチンの効果を詳しく調べることもできるとしている。

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