松江で杉浦さん がん克服トークライブ

松江で杉浦さん がん克服トークライブ

がんを克服し、全国各地で講演活動や自作の歌の披露を続ける杉浦貴之さん(39)=愛知県岡崎市=が12日、松江市内で「命はやわじゃない!」と銘打ったトーク&ライブを繰り広げ、市民100人が前向きに生きるためのメッセージを受け取った。

 杉浦さんは28歳で腎臓がんを患い、余命半年と宣告されたが、手術や抗がん剤治療で乗り越えた。それ以降、病気を克服した人を紹介する命の雑誌「メッセンジャー」の編集や講演のほか、フルマラソン挑戦など精力的に活動している。

 トークで杉浦さんは、余命を聞いた母親が「先生の言葉より、息子の命を信じる」と主治医に断言した逸話を披露し、「両親の思いが伝わり、自分の命を信じることができた」と振り返った。

 幼いころの家庭環境から親の顔色をうかがい、他方で期待に応えようと苦悩。生きづらさを抱えていたが、がん発病に伴い「生きているだけで親が喜んでくれることに気付いて肩の力が抜け、病気に向かう力が宿った」と話し、転機になったとした。

 会場の市民に「余命半年と言われたら何をするか」と問いかけ、「僕は人間が決めた尺度なんて否定する。乾電池じゃないんだから、自分の命を信じて生き抜いて」と訴えた。

 講演は、市民有志でつくる実行委員会が主催した。

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