大蔵村が子宮頸がんワクチン全額補助 7月から実施、県内市町村で初

大蔵村が子宮頸がんワクチン全額補助 7月から実施、県内市町村で初

大蔵村は今年7月から、子宮頸(けい)がんの予防ワクチン接種を全額公費負担で実施する方針を固めた。17日に開会する村議会6月定例会で予防接種費の予算を提案する。同ワクチン接種の全額公費負担での実施は県内市町村で初めてとなる見込み。

 子宮頸がんは、20~30代の女性がかかるがんの中で増加傾向にある。進行すると妊娠や出産の可能性を脅かしたり、命にかかわる危険もある。予防ワクチンは昨年10月、国内で認可された。感染前で免疫力を得やすい10代が予防接種の時期として効果的とされている。しかし、半年間に3回必要なワクチンの接種には保険が適用されず、5万円前後とされる費用は自己負担となっている。

 先月26日に開かれた村健康づくり推進協議会(会長・荒川光昭大蔵村診療所長)で、同協議会員らから全額公費負担によるワクチン接種の早期実施を求める要望があった。これを受けて村は、子宮頸がん予防接種委託費として2010年度一般会計補正予算に346万5000円を計上した。

 予防接種の対象となるのは、村内の小学6年から中学3年までの女子児童生徒77人。村診療所で設定している1人当たり4万5000円の費用を村が全額負担する。村診療所で今年7月と8月、来年1月の計3回、集団接種を行う計画。11年度からは、小学6年の児童のみを対象とする。

 荒川会長は「子宮頸がんが予防できる病気であることを知らない人はまだ多い。子宮頸がんについて理解を深め、予防接種を受けてもらえれば、若い女性を子宮頸がんから守り、少子化対策にもつながる」と話している。

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