生きる:小児がん征圧キャンペーン 夏キャンプ記録映画、欧州で上映

生きる:小児がん征圧キャンペーン 夏キャンプ記録映画、欧州で上映

◇10年の成長を追う
 がんの告知を受けた子どもたちのサマーキャンプ「スマートムンストン」を10年にわたって撮り続けたドキュメンタリー映画「風のかたち」が17日からスイスとイギリスの2カ国で上映される。伊勢真一監督(61)は「悲劇の主人公にするのではなく、彼らをメッセンジャーとして命の尊さや生きる意味を問い掛けた。海外でどう受け止められるか非常に楽しみ」と話している。

 キャンプは、ボランティア団体「スマートムンストン」(代表・細谷亮太聖路加国際病院副院長)が98年から毎年開催。子どもたちが自然の中で夢や悩みを語り合う。伊勢監督はキャンプをカメラで追い続け、子どもたちの成長を記録してきた。

 昨夏、600時間以上に及んだフィルムを編集し、映画化して公開。09年度文化庁映画賞を受賞し、全国の病院やなど60カ所以上で上映された。

 自主上映の輪が広がる中、伊勢監督の友人や社内で上映会を開いた製薬会社の協力を得て海外上映が決定。17~23日にスイスの首都ベルンとロンドン郊外のハットフィールドで計5回上映される。

 キャンプと映画には、毎日新聞の読者らから寄せられた小児がん征圧募金が活用された。

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