子宮頸がん:予防へ 大蔵村、ワクチン全額補助--県内初 /山形

子宮頸がん:予防へ 大蔵村、ワクチン全額補助--県内初 /山形

 20~30代の女性に限ると、がんの中で最も発症率が高いと言われる子宮頸(けい)がんの早期予防のため、大蔵村は小学6年から中学3年の女子児童、生徒への予防ワクチン接種の全額補助を始める。県内初。17日開会の6月定例会に予防接種委託費346万5000円を盛り込んだ補正予算案を提案する。

 子宮頸がんは、国内で毎年約1万5000人が発症、約3500人が死亡すると推計されている。原因の大半は性交渉によるヒトパピローマウイルスへの感染で、09年10月からワクチンの国内販売が認められた。10代で接種すれば免疫力を得やすいとされている。

 対象は77人で一人当たり4万5000円を負担する。接種は半年間に3回必要で、7月と8月、11年1月に集団接種を行う計画だ。11年度からは小学6年の女児のみが対象となる。村の人口は4000人を切っており、村健康衛生係の小野秀司主査は「がん撲滅とともに、出産を妨げる要因を減らすことで少子化対策にもつなげたい」と話した。

 また、村山市も11年度から、小学6年の女児を対象に全額補助をする方針。対象は100~110人で一人当たり約5万円の負担を全額補助する予定だ。全国的には、埼玉県志木市や熊本県美里町などで既に接種費の補助を決めている。

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