手術操作 慎重欠く」 県がんセンター

手術操作 慎重欠く」 県がんセンター

●女性死亡で事故調

 県がんセンター中央病院(名古屋市千種区)で1月、60歳代の女性が肺がんの手術中に脳死状態になり、その後死亡した問題で、同病院は17日、外部の医師や弁護士でつくる医療事故調査委員会が「慎重さを欠く手術操作があった」と結論づけた調査結果を発表した。
 調査報告書と同病院によると、女性は肺の一部を除去する手術中に肺動脈を損傷。その原因は特定できなかったが、約2時間前に2度、医師が想定していない場所にあった別の肺動脈を損傷、出血した可能性が高いとした。最初の出血の際、過って動脈ではなく静脈を止血する処置をしたことも「妥当性があるとは言い難い」とした。
 また、心臓の代わりに血液を循環させる人工心肺装置「経皮的心肺補助装置(PCPS)」を使う判断が遅れたことも、大きな要因と指摘した。

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