子宮頸がん予防接種の保護者説明会始まる

子宮頸がん予防接種の保護者説明会始まる

来月1日からスタートする市の小学校6年生女子を対象にした子宮頸がん予防接種事業で17日、第1回保護者説明会が御坊小学校で開かれ、同校対象児童の保護者ら30人が参加した。市の担当課職員から、「母は検診、娘にワクチン」を合言葉に二重のセーフティーネットで子宮頸がんを予防することの大切さを聞いた。
 
 講師は職員のほか日高医師会のメンバーが務め、「子宮頸がんは主に性交渉でウイルス感染する。全国で年間1万5000人が発症し、3500人が死亡している。交通事故死が4900人だから、子宮頸がんの死亡者がかなり多いことが分かる」などと現状を紹介。「ただ、感染しても早期発見、治療が可能ながん。そのために20歳代になったら定期的に検診を受けよう。実は感染しても症状がでないため、検診を受けることがとにかく重要」と説明しながら、「さらに子どもたちには予防のためのワクチン接種が効果的。予防できる唯一のがんであり、このワクチン接種と定期的な検診で二重の高度なセーフティーネットを張ることができる」と述べた。ワクチンが昨年秋に国の認可を受けたばかりで、保護者からは副作用を心配する質問があり、「注射を打つことなので痛みや腫れが出ることもあるが、現在のところ軽い症状ばかり。注射を打ったあとはもまないように注意してほしい」とした。
 
 今後、保護者説明会は23日名田、25日藤田、28日塩屋、29日湯川、30日野口の各校で開かれる。時間は野口が午後2時半からで、ほかは午後7時半から。子宮頸がんのワクチンは1人当たり3回の接種が必要。1回目は7月1日から31日まで。対象者が指定の医療機関で希望の日時を予約して予防接種を受けることができる。2回目は8月、3回目は来年1月を予定している。接種費用は1回につき1万7500円、3回で5万2500円と高額だが、市が単独予算で100%補助金を出す。対象者に送付済みの依頼書を医療機関に持っていけば無料となる。

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