ピロリ除菌 胃がんも保険適用

ピロリ除菌 胃がんも保険適用

胃の粘膜に感染するピロリ菌を取り除く「除菌」で、健康保険が適用されるのはこれまで胃かいようと十二指腸かいようだけでしたが、新たに一部の胃がんなども加えられることが決まりました。

これは18日、厚生労働省が関係者に通知したものです。ピロリ菌は胃の粘膜に感染して炎症などを引き起こしますが、抗生物質などによる除菌で健康保険が適用されるのは、これまで胃かいようと十二指腸かいようだけでした。ところが、早期の胃がんで内視鏡手術をしたあとにピロリ菌を除菌した場合、再発の危険を大幅に抑えられることなどが明らかになってきました。このため厚生労働省は、早期胃がんの内視鏡手術のあとの治療をはじめ、出血が止まらなくなる「特発性血小板減少性紫斑病」と、胃にできる「MALTリンパ腫」というしゅようの治療で新たに除菌の有効性を認め、健康保険の適用対象とすることを決めました。専門の医師でつくる日本ヘリコバクター学会は去年、ピロリ菌に感染している場合は、除菌を強く勧めるというガイドラインをまとめていますが、数万円の自己負担が必要になるケースが多かったということです。学会の理事長で北海道大学の浅香正博教授は「除菌が有効な病気はほかにもある。データを集めて国に働きかけたい」と話しています。

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