慢性骨髄性白血病の新薬候補、京大などのグループが発見

慢性骨髄性白血病の新薬候補、京大などのグループが発見

慢性骨髄性白血病の新しい治療薬の候補を京都大、佐賀大、英アステックス社のグループが見つけ、米血液学専門誌電子版に発表した。これまでの治療薬が効かなかった白血病細胞に効果のあることを動物実験で確認した。グループは臨床試験につなげたいとしており、難治性の患者に効く治療薬の開発が期待される。

 慢性骨髄性白血病の患者は、白血病細胞だけを狙い撃ちする分子標的薬「グリベック」の開発で生存率が大幅に上がった。しかし、白血病細胞に特定の遺伝子変異があるケースは、グリベックやその後に開発された治療薬でも効きにくかった。

 英アステックス社は、抗がん剤として開発していた「オーロラキナーゼ阻害剤」に注目し、京都大の前川平教授らと共同研究を進めた。グリベックなどが効きにくいタイプのヒトの白血病細胞をマウスに移植し、この阻害剤を投与したところ、生存期間が延びることを確認した。

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