骨髄移植 愛媛県四国中央市・山内和子(主婦・66歳)

骨髄移植 愛媛県四国中央市・山内和子(主婦・66歳)

長女の2人目の子どもが、生後まもなく思いもかけない難病に罹患(りかん)していて、治療は骨髄移植をするしかないことが分かり、誕生の喜びが一変した。

 そして、その運命の日からきょうまで1年半、いろいろなことがあった。1回目の移植は生着せず暗い日々が続いたが、忘れもしない3月3日桃の節句の日に行った2回目の移植が成功し、回復へと向かっている。体力がなくて大きな声で泣くことさえできなかった孫が思い切り泣いて、笑って、歩くことができるようになってきていることに、私はすごい感動を覚えた。

 いま私は、孫の医療に携わってくださったすべての方々に感謝の気持ちでいっぱいである。特に骨髄を提供してくださった名も知らぬドナーの方へは、言葉では言い尽くせぬ思いである。娘夫婦は、その思いをドナー登録することでお返ししたいとしている。

 困難に遭遇して、娘夫婦のきずなも一層強まっているようで、落ち込んだり感情的になったりする娘を、夫がしっかりサポートしてくれているのが頼もしくうれしい。

 退院まであと少し、私たち祖父母が預かっている上の孫ともお別れして、親子4人そろって生活のできる日が一日も早く来ることを願うのみである。3歳の孫の世話は初老の身には大変だけど、別れるとなると寂しいような……。イヤイヤ、喜んで帰してあげよう。

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