ご近所のお医者さん:/101 がん予防を定期的検診で=平田洋院長 /岡山

ご近所のお医者さん:/101 がん予防を定期的検診で=平田洋院長 /岡山

◇あけぼのクリニック(南区)平田洋院長(48)
 がん予防には健康的な生活を心がける1次予防、早期発見を目指す2次予防があります。がん予防推進には2次予防が不可欠です。お話すると、「自分は若いし、がんにならない」と思っている方は非常に多いのですが、これは間違いです。

 がんにはいろんな種類がありますが、死亡率の高い肺がん、胃がん、大腸がんについてお話します。肺がんはレントゲンが一番です。ある程度の大きさであれば発見できますし、少しでもおかしいとなれば詳しい診断も可能です。ただ、レントゲンだけではわからない部分もあります。2~3年に一度、CTスキャンで見てもらうこともいいでしょう。最近では、被ばく量を抑えた検診もあります。

 胃がんでは何より、胃カメラが一番です。定期的に胃カメラで検査をすることで早期発見につながります。大腸がんは1日取られますが、内視鏡検査を受けることが良いでしょう。検便で大腸がんによる出血を発見することができる場合もありますが、内視鏡を定期的に受ければ予防効果をさらに高めることができます。

 最近は身体的な負担も軽くなってきました。大腸がんでは大腸内のポリープからがんになるケースもあります。内視鏡検査のいいところは、ポリープの段階で見つけて切除することができる点です。私も2年に1回と決めて、内視鏡検査を受けています。

 比較的若い50代~60代の病死の多くは、がんです。がんにならないと思い、見つかった時には末期。これではどんな治療もできません。健康的な生活を送るために、がん予防にも意識を持っていただきたいと思います。【石戸諭】

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 93年に岡山大大学院卒業後、01年開業。モットーは「情報開示」。「わかっていることを丁寧に伝えていきたい」。南区築港新町1の7の28。電話086・902・2211。

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