岡田J、天国から応援するよ 初戦前日、白血病で死亡

岡田J、天国から応援するよ 初戦前日、白血病で死亡

サッカー・ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で、J1浦和レッズの阿部勇樹選手ら日本代表の活躍を見ることなく、三郷市の佐藤亜希子さんが白血病で亡くなった。33歳だった。佐藤さんは熱烈なレッズサポーターで、レッズのことや闘病についてブログに書いていた。

 佐藤さんは13日朝、両親や妹にみとられて亡くなった。昨年4月に発症し、入退院を繰り返した。年末に退院し、完治したと思っていたが、今年5月に再発し入院。今月に入って容体が悪化した。

 5月10日のブログには「阿部には田中姫の分も、そしてレッズの代表としてぜひ頑張ってきてもらいたいです。W杯のピッチに立つ阿部の姿をもの凄(すご)く楽しみにしています」と書いた。田中姫は、代表に漏れたレッズの田中達也選手のニックネームだ。しかし、佐藤さんは今月14日のカメルーン戦を見ることはできなかった。

 最後のブログは5月30日。熱に苦しめられてつらい様子ながら「ホリーがスタメンなので、私も熱に負けないようにしないとなあ……」と書いていた。ホリーはレッズの堀之内聖選手のこと。佐藤さんは亡くなる前、同選手から携帯電話に留守電メッセージをもらい、「最高のプレゼント」と喜んでいたという。

 「娘がこんなにサッカーにのめり込んでいるとは知りませんでした。娘が愛したサッカーを、今度は夫婦で見たいと思っています」と父親の弘さん(58)。

 かつて佐藤さんの職場の仲間だった田熊薫さん(31)によると、03年ごろ佐藤さんをレッズ戦に誘ったのがきっかけでサッカー好きになったという。「彼女のレッズに対する情熱には、私はとても及ばないが、試合の時はそばにいると思って、彼女の分まで応援していきたい」と話した。

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