子宮頸がん予防集団接種 県内初、根羽村が全額補助

子宮頸がん予防集団接種 県内初、根羽村が全額補助

 下伊那郡根羽村は23日、村内の女子中学生を対象にした子宮頸(けい)がんの予防ワクチンの集団接種を始めた。接種費用は村が全額補助する。村の事前調査に対して対象者全員の18人が希望し、この日は9人が接種を受けた。県健康づくり支援課によると、接種費用を補助する県内自治体の中で集団接種は初めて。

 放課後、村内の医院に集まった生徒たちは体温を測った後、一人ずつ診察室へ。医師が健康状態を確認し、ワクチン接種をした。1年生の女子生徒(12)は「病気になりたくないから接種を受けた。痛くなくて良かった」と話していた。接種は1人当たり3回必要で、7月と12月にも行う。

 村は、20~30代の女性に子宮頸がんの患者が増えているとして、中学生を対象にした集団接種を決めた。ただ、本人と保護者が同意した場合に限っている。保護者と生徒を対象に村内の開業医による説明会を開いた上で、根羽中学校を通じて希望を聞いた。接種費用は1人約4万8千円。村は本年度一般会計当初予算に費用約90万円を盛った。

 県健康づくり支援課によると、根羽村と南佐久郡南牧村は女子中学生全員を対象に全額を補助。下伊那郡松川町は2、3年生を対象に半額を補助する。南牧村と松川町は個人接種で行う。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


イレッサで生存期間2倍に 肺がん治療、指針見直しへ »
« エーザイ、抗がん剤「エリブリン」は、米に続き国内も優先審査品目に指定