子宮頸がんの予防 知って

子宮頸がんの予防 知って

 ■患者支援者と学生らが催し

 20~30代の女性に増えている子宮頸(けい)がんを予防するため、がん患者を支援する「山梨まんまくらぶ」(若尾直子代表)と県立大の学生が協力し、27日に同大飯田キャンパス(甲府市飯田5丁目)で啓発イベントを開く。県と市町村がワクチン接種の公費助成を打ち出す中、「正しい情報を提供し、意識を高めていきたい」としている。(柏原愛)

 子宮頸がんは子宮の入り口付近に出来るがん。原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)で、多くの場合、性交渉によって感染する。検診とワクチン接種で予防できる。

 「ワクチンをどこでどう受けたら良いのかわからない」など、娘がいる親から相談を受けるという若尾さんが呼びかけ、県立大3年の雨宮由佳さん(20)が「女性の健康を守りたい。協力したい」と応えて、イベントが具体化した。若尾さんは「死亡率を下げることは大事だが、予防や早期発見で、妊娠、出産が可能になる。目指すのは子宮頸がんの撲滅」と話す。

 雨宮さんは、担当教授や若尾さんと何度も打ち合わせて子宮頸がんに関するアンケートを作成し、県立大生520人、山梨大医学部の学生150人から回答を得た。イベント当日、調査結果を発表する。「予想以上にワクチン接種を受けたいという学生が多く、驚いた」と雨宮さん。学生が持っている情報が少ないこともわかったという。

 イベントは27日午前9時から午後9時まで。HPVについて視覚的に理解してもらうための展示や学生と専門家によるパネルディスカッションなども予定している。申し込みは不要で入場無料。問い合わせは事務局のココチ(055・287・8619)へ。

 前日の26日午後6時半から、甲府市朝日2丁目の地域コミュニティー広場「花水木」で、ジャズシンガー奥土居美可さんによる子宮頸がんのチャリティーライブが開かれる。チケット代の一部を、啓発活動に役立てる。1人2500円。申し込みは花水木(055・252・7687)へ。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


立花隆さんインタビュー全文(3)「がん大国」は悲しむべきことではない »
« 抗がん剤の臨床試験実施へ 最先端施設目指す 京大病院