美術展:がんと向き合い、思いを込め 油絵や書、木工など144点 /兵庫

美術展:がんと向き合い、思いを込め 油絵や書、木工など144点 /兵庫

◇神戸・中央区
 がん患者や家族らが制作した美術展が26日、神戸市中央区の県民会館で始まった。がんと向き合いながら作り上げた87人の油絵や書、木工など144点が展示されている。27日まで。

 県内外のがん患者や家族、遺族らで作る市民グループ「日本がん楽会(らっかい)」(事務局・神戸市灘区、中原武志会長)の主催。がんになると本人や家族がうつになることが多いが、作品を作り発表することで多くの人と触れ合い、正しいがん知識を身につけることが目的。作品の一部はチャリティー販売もしている。

 大阪府箕面市の会社員、従野隆さん(58)は、3年半前に乳がんで亡くなった妻喜美子さん(当時50歳)の書を出展。「闘病で苦しい時期の作品もあり、見た人には伝わるものがあると思う。改めて見ると妻の姿が目に浮かぶ」と目を細めた。

 同会では患者や家族、遺族らが交流する「がんサロン」も定期的に開催。次回は来月14日に神戸市中央区下山手通2の「郷音(さとね)118」で開催する。

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