子宮頸がん予防ワクチン 前橋市、中1に全額助成

子宮頸がん予防ワクチン 前橋市、中1に全額助成

 前橋市は28日、市内在住の中学1年の女子生徒を対象に、10月から子宮頸(けい)がんの予防ワクチンの接種費用を全額負担することを決めた。高木政夫市長が同日の定例記者会見で明らかにした。公費助成は全国で広がりつつあり、県内では神流町、榛東村、上野村が全額助成しているが、市では初となる。

 対象は約1700人で、半年間に3回必要な接種の費用(1回当たり1万5000円程度)を全額負担する。市は9月補正予算案に今年度の2回分、来年度予算案に1回分を計上する。総額は7600万円余りになると見込んでいる。

 市などによると、2008年度の子宮頸がんによる死者は県内で41人。高木市長は「少子化対策や市民の健康を守る目的で決めた。ワクチンで防げるのは画期的だが、(費用が)過重負担になっている。応援することで接種率も高くなる」と述べた。対象を広げると全額助成が難しくなることから、「家計の状態で受けたり受けなかったりとなり、接種率も高まらない。行政判断として、これがベターだ」と強調した。

 主に性交渉によるウイルス感染が原因で発症するといわれ、11~14歳でワクチンを接種すれば約7割の予防効果があるとされる。

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