91歳男性、肺がん手術成功 石川県立中央病院、胸腔鏡使い負担軽減

91歳男性、肺がん手術成功 石川県立中央病院、胸腔鏡使い負担軽減

石川県立中央病院は29日までに、91歳の男性の肺がん手術に成功した。最新ハイビジョン画像装置を用いた完全胸腔鏡(きょうくうきょう)下手術で、患者の負担を軽減した。担当した呼吸器外科診療部長の常塚宣男医師によると、90歳以上の高齢者で、肺がんのある肺葉をすべて切除する手術例は全国的にも珍しいという。
 手術を受けたのは、白山市出合町の木屋市松さん(91)。常塚医師らは、がんが肋骨(ろっこつ)に近いため、放置すれば痛みが出てくる恐れがあると診断。木屋さんの体力や呼吸機能が良好であることから手術を勧めた。

 同病院が2009(平成21)年に行った原発性肺がん手術は173例、うち4分の3で胸腔鏡を使った。完全胸腔鏡下手術では、体の3個所を数センチ切開し、カメラや手術用器具を挿入する。傷口が小さいため患者の負担が軽く、今回も約2時間半で右の肺の3分の1を摘出した。

 常塚医師は「高齢でも、条件が整えば肺がんの標準手術が可能になった」としている。

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