乳がんの定期検診ぜひ受けて 音無美紀子さん体験語る・米沢

乳がんの定期検診ぜひ受けて 音無美紀子さん体験語る・米沢

米沢市医師会(高橋秀昭会長)の市民公開セミナー「乳がんってどんな病気?」が3日、市内の伝国の杜置賜文化ホールで開かれ、女優の音無美紀子さんが自身の闘病体験を基に「乳がんを乗り越えて」と題して講演した。

 音無さんは38歳の時に罹患(りかん)。入浴中に乳房のしこりに気付いたが、仕事の忙しさを理由に精密検査を受けなかった。だが、2カ月後に猛烈に痛くなり、診察を受けたところ、悪性の乳がんと判明。「女優として外見は守りたかったため、温存療法にこだわった」と言うが「転移もあり、夫(俳優・村井国夫さん)に『外見はどうでも良い。生きていてくれるだけでいい』と言われ、手術での全摘出を決断した」と告白した。

 手術後は、再発への不安から精神的に不安定な時期もあったが、家族の励ましで1年後に「ようやく乳がんと向き合うことができた」。術後二十数年がたった今、闘病生活を「誰にも病気のことを話さず、自分の殻に閉じこもってしまった。それでは病気に勝てない」と振り返った。

 最後は「今でも明るく楽しく生きていられるのは治療のおかげ。早期発見、早期治療で乳がんは完治する。ぜひ定期検診を受けてほしい」と結び、女性ら約400人の聴衆に検診の大切さを力説した。

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