砺波総合病院、前立腺がん治療に新技術導入
早期の前立腺がんの治療法として、放射線を出す小さな金属を患部に埋め込む方法を、県内では初めて砺波総合病院が導入しました。
砺波総合病院が導入したのは放射線を出す金属を前立腺がんの患部に埋め込んで治療する方法です。
がんの放射線治療は、放射線を体の外から当てるのが一般的ですが、患部以外にも放射線が当たって副作用など危険を伴います。
これに対して今回導入した治療法は、長さ4.5ミリ、直径1ミリの放射線源を患部に埋め込み、がん細胞に放射線をあてる方法で、患部以外への影響が少ないということです。
患部に50個から100個の放射線を放つ金属を埋め込むのにかかるのは2時間から3時間程で、砺波総合病院では3泊4日の日程を組んで治療します。
金属からの放射線は1年ほどで止まり、治療10年後のがん再発率は2割で早期のがんでは手術や従来の放射線治療とほぼ同じです。
砺波総合病院が治療を開始した今年5月以降、男性1人がこの治療を受けて経過は順調だということです。
2010年07月07日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: フコキサンチン療法
トラックバック&コメント
まだトラックバック、コメントがありません。
はまぎんホールで「乳がんシンポジウム」-リハビリエクササイズも »
« シラカバ樹皮成分「ベツリン」にがんの働き抑制効果 富山県薬事研が確認