MRIで1ミリの中皮腫も発見 早期診断に応用期待

MRIで1ミリの中皮腫も発見 早期診断に応用期待

アスベスト(石綿)を吸い込むことなどでできるがん「中皮腫」を、直径1ミリ前後の大きさの段階で発見することに、放射線医学総合研究所(千葉市)の研究チームが磁気共鳴画像装置(MRI)を用いたマウス実験で成功し、8日付のドイツの専門誌に発表した。

 中皮腫は長い潜伏期間を経て発症するため進行して発見されることが多い。同研究所は陽電子放射断層撮影法(PET)という別の手法でも数ミリの中皮腫の画像化に成功しており、今回の手法と組み合わせることで精度の高い早期診断の実用化が期待できるという。

 チームは、マンガンと結合する特殊なタンパク質が、人の中皮腫細胞で大量に作られる点に着目。人の中皮腫を胸部に移植したマウスに、マンガンを含む溶液を全身投与すると、中皮腫が白く光って画像化され、1ミリほどの大きさのものも判別できた。

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