白血病の長女刺殺の78歳母、殺意を否認

白血病の長女刺殺の78歳母、殺意を否認

自宅で白血病の長女(当時53歳)を刺殺したとして、殺人罪に問われた東京都足立区、無職田中美代子被告(78)の裁判員裁判の初公判が12日、東京地裁であり、田中被告は「刺したのではなく、刺さった」と無罪を主張し、弁護人も「正当防衛だった」と述べた。

 検察側は冒頭陳述で、致命傷となった首の傷が深さ約5・5センチに達していたことなどから、殺意があったと主張したが、動機については「被告が明らかにしておらず、不明」とした。

 一方、弁護側は、田中被告自身も昨年4月に乳がんの手術を受けたことを明らかにし、「病気を乗り越え、一人娘の長女を大事にしてきた。ナイフを手にしたのは長女に手首をつかまれたためで、刺すつもりはなかった」などと主張した。

 起訴状などでは、田中被告は昨年10月21日朝、長女に「あんたが病気になったのが悪い」と言われて手首をつかまれ、離すよう求めたのに聞かなかったため、台所にあったナイフで殺害したとしている。

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