異常な血管の修復にマウスで成功 膵臓がん治療に期待

異常な血管の修復にマウスで成功 膵臓がん治療に期待

骨髄中の白血球の一種を移植して、膵臓のがん細胞周辺にできる異常な血管を修復することに、旭川医大の水上裕輔講師(腫瘍学)らがマウス実験で成功し、13日付の米医学誌キャンサーリサーチ電子版に発表した。

 膵臓がんなどは周りに不完全な血管が多くできて内部に血流が届かないようになり、抗がん剤が効きにくくなる。今回の手法を応用すれば、血流を改善させて抗がん剤の効果を高める新たな治療法につながると期待される。

 水上さんらは健康なマウスの骨髄から単核球を取り出し、血管ができるのを促す物質などを加えて体外で約4週間培養。これを膵臓がんを発症したマウスの静脈に投与すると、がん組織内の血流が改善した。

 このマウスに抗がん剤を投与すると治療効果の改善がみられた。水上さんは「さらに効果や安全性を確認し、臨床応用につなげたい」と話している。

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