こども病院、小児がん診療拠点に 連携強化に期待

こども病院、小児がん診療拠点に 連携強化に期待

静岡市葵区の県立こども病院(吉田隆実院長)は15日、県が独自に新設した制度「県小児がん拠点病院」の指定を7月1日付で受けたと発表した。指定により県立静岡がんセンター(長泉町)が中核的役割を担うがん診療ネットワークに参画する。本県で、小児から成人に至るがん診療体制の充実、連携強化が期待できるという。
 こども病院は県内の小児がん患者の約半数の受診を担っていることから、県は小児がんに特化した指定制度を創設。小児がんの拠点病院指定は全国の都道府県で3例目。
 県立静岡がんセンターをはじめ成人の五大がんを中心としたがん診療の拠点病院などがつくるネットワークに小児分野が加わることで、各病院との受け入れ体制の強化や情報交換の促進を図る。例えば小児がんを克服した患者や、自宅近くでの療養を望む子どもが、希望する地元の病院へ円滑に転院できるようにする。県立こども病院は指定を受け、各病院の医療従事者同士による研修や公開講座も行っていくという。県庁で開いた記者会見で吉田院長は「患者の子どもたちにメリットがあるよう、指定を病院間の連携強化につなげたい」と抱負を述べた。

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