子宮頸がん予防ワクチンを全額公費負担

子宮頸がん予防ワクチンを全額公費負担

接種費用が5万円近くと高額で普及が進んでいない子宮頸(けい)がんの予防ワクチンについて、芽室町は16日、町内の中学生を対象に接種費用を町費で全額負担する方針を明らかにした。全額公費負担は管内市町村で初めて、道内でも3自治体目。また、5歳児未満を対象に、細菌性髄膜炎予防に向けた小児用肺炎球菌ワクチンの接種費用も全額負担する。

 同日午前の町議会厚生常任委員会で説明した。町は子宮頸がんワクチンの全額負担の理由として、子育ての経済的支援と母体の健康を守るための少子化対策を挙げ、「公立芽室病院の医師と相談の上、接種率を引き上げるためにも全額負担が望ましいと判断した」とした。

 対象となる中学生は1〜3年の302人。3回接種で4万5000円かかり、全員接種すると1359万円を要する。接種は9月から開始、接種率などを見込み、町費負担906万円を今月下旬の臨時町議会で補正提案する。来年度以降は中学1年生を対象に全額負担する。

 肺炎球菌ワクチンの全額町費負担は、子供の健康支援と子育て家庭の負担軽減が狙い。5歳未満の1076人分を助成、1061万円の予算補正を臨時会に諮る。

 子宮頸がんワクチンの公費負担は管内では幕別町に続いて2番目、全額負担は道内では渡島管内福島町、上川管内幌加内町に続く。肺炎球菌ワクチンの公費負担は管内では初めて。

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