OTSが急騰、がん免疫療法プロが経産省の支援事業に採用される

OTSが急騰、がん免疫療法プロが経産省の支援事業に採用される

オンコセラピー・サイエンス(OTS) <4564>が1万1500円高の18万2000円と大幅続伸。後場に上げ幅を拡大し、13時半過ぎには1万9900円高の19万400円まで上げる場面があった。その後は、4月1日の年初来高値19万5000円に急接近したことから、利益確定売りも出て、引けにかけ上げ幅を縮小したものの1万円を超える大幅高となった。この日の前引け後に、同社が手がける「がん免疫療法プロジェクトが経済産業省の2010年度中小企業などの研究開発力向上及び実用化推進のための支援事業に採用された」と発表したことが手掛かり材料視された。

  同社はがん遺伝子の解析・治療薬開発を手がける大学発のバイオベンチャー。同プロジェクトは、東京大学医科学研究所との共同開発で、癌に特異的に発現し、かつ増殖に必須の機能を有する癌遺伝子を標的とすることで、高い臨床効果が期待できる新ワクチンを開発する研究。なお、補助金額については現在、精査中だとしている。

  株価は、2008年10月の上場来安値4万6600円を大底に、24カ月移動平均線に下支えられる格好で下値をゆっくりだが切り上げる展開となっている。ただ、頑強な上値関門が21万円台にある。07年10月の21万2000円、そして、09年高値21万8400円が上値に控えているのだ。次のポイントは、これを突破することができるかどうか。株価は、新材料への反応が急だが、人気が冷えるのも急だ。それでも、バイオベンチャーのなかでは、目下、同社が収益がもっとも順調に伸びていることは注目されてよい。

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