サザン・桑田、初期の食道がん告白

サザン・桑田、初期の食道がん告白

サザンオールスターズの桑田佳祐(54)が初期の食道がんであることが28日、所属事務所から発表された。来月手術を受けて療養することになり、10月20日の新アルバム発売は延期、同28日からスタートする全国ツアーもキャンセルすることが決まった。30年以上の歌手生活で、病気による活動休止は初。ただ早期発見だったため、桑田はコメントで謝罪しつつ、「お楽しみは、あ・と・で♪」と超前向きで、年内復帰をめざす。
 衝撃のニュースが飛び込んできた。第一線を走り続ける希代のエンターテイナーに、初期とはいえ、がんが発見された。

 大病知らずで常にパワフルな桑田。1978年にサザンオールスターズでデビュー以降、病気による休養は初めて。10月28日から大みそかまで、5大ドームを含む10カ所19公演の全国ツアーに突入するはずだったが、ツアー中止も初の事態だ。

 「今年の活動を楽しみにしてくれていた皆さんには、心からお詫び申し上げます」。桑田はこの日発表したコメントで、ファンに謝罪した。

 所属のアミューズによると、今月中旬に受けた定期検診で食道に異常が発見。精密検査の結果、「ステージ1」にあたる初期がんと診断された。

 半年前の検診で経過観察となっていたが、桑田本人は食道に違和感を覚えたことはなく、体調もふだんと変わりなかった。検診をこまめに受けたことが、早期発見につながったようだ。

 担当医はがんを告知した上で、手術すれば早い時期に復帰でき、声帯やのどなどに悪影響が出ないことを説明。それを聞いて桑田は手術を決断。8月上旬に執刀される。ただ、開腹手術や抗がん剤治療は必要ないといい、内視鏡などを使って部位を切除する方法が取られるもよう。経過観察も含め、数週間入院した後、自宅療養に徹する。

 関係者によると、桑田は姉の岩本えり子さんが1995年に乳がんを患い、2008年10月に再発、56歳の若さで亡くなったこともあって、10年以上前に禁煙。飲酒も人並み程度で、健康には人一倍気を使ってきた。

 初期がんで声帯に影響が出ないことも分かり、桑田は妻でサザンのキーボード、原由子(53)ともども冷静に受け止めているといい、ふだん通り元気に生活。むしろ年内復帰を目指して、思いを新たにしている様子だという。

 コメントでも「どうかご心配なさらず」の後に、「(そんなのムリか!?)」と自らツッコミを入れるなど、ユーモアたっぷりの桑田節は健在。

 また、サザンの他のメンバーも発表以前に事務所から伝えられ、「早期発見でよかった」と胸をなで下ろしている。

 31日放送のTOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(土曜後11・0)で、自らの言葉で報告する。ファンの不安を一掃する桑田の明るいナマ声が聞けそうだ。

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