子宮頸がんワクチン助成へ

子宮頸がんワクチン助成へ

4市町導入 川北では全額
 20~30歳代の女性に増えている子宮頸がんを予防するワクチンが昨年10月に厚生労働省に承認された。高額な接種費用がネックとなっていたが、県内の市町でも助成制度が広まり始めている。

 子宮頸がんは子宮の入り口に出来るがんで、県健康推進課によると、2008年に県内で17人が亡くなっている。性交渉によるヒトパピローマウイルス(HPV)感染が大きな原因となり、「ワクチンで予防出来る唯一のがん」ともいわれる。

 接種は性交渉を持つ前の10歳代前半のうちに行うと予防効果が高いとされるが、接種費用は4万~6万円と高額だ。

 県内でワクチンの助成を開始、または助成開始を決めたのは能美、小松、津幡、川北の4市町。川北町では10月から、小学6年から中学3年の約130人を対象に、費用の全額を助成する。来年度も小学6年を対象に継続する。同町では、子育て支援のために15歳以下の医療費を無料化していることから、その延長で制度を設けたという。

 また、7月から助成を始めた小松市(小学6年)では1万3500円、8月からの津幡町(小学6年~中学3年)では1万8000円を助成する。

 助成制度が導入されたとはいえ、利用者への浸透はまだまだのようだ。能美市は、県内で先駆けて今年4月から、小学6年から中学3年に費用の3割の助成を始めた。しかし、これまで、助成の申請があったのは、対象1020人のうち15人にとどまっている。

 市健康推進課では「助成があるとはいえ接種費用は高額。押しつけは出来ないが、子宮頸がんの発症を予防するために接種を受けてほしい」と呼びかけている。

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