「子供のホスピス」活動開始 小児科医ら団体結成 市民ら意見交換

「子供のホスピス」活動開始 小児科医ら団体結成 市民ら意見交換

重い病気の子供やその家族を支える英国発祥の施設「子供のホスピス」の設立を目指す大阪の小児科医らが29日、任意団体「こどものホスピスプロジェクト」を発足させた。子供のホスピスは国内にはまだなく、資金や人材の確保など課題も多いが、小児科医らは「それぞれの人が持つ力を集めて活動をスタートさせたい」と意気込んでいる。

 大阪市都島区の市立総合医療センターで開かれた発足式には、医療関係者や患者家族、市民ら約170人が参加。英オックスフォードにある世界最初の子供のホスピス「ヘレン&ダグラスハウス」の取り組みの映像紹介に続いて、同センターの多田羅竜平・緩和医療科兼小児内科医長が「生命を脅かす病気とともに生きる子供たちとその家族のパートナーとして活動します」などとプロジェクトの理念を宣言した。

 会場の参加者を交えての意見交換も行われ、「介護でくたくたになっている保護者を助けたい」(訪問看護師)といった積極的な声が相次いだ。

 今後、将来的な施設建設を視野に入れつつ、10月ごろからボランティアで看護師や学生らが難病の子供の家庭を訪れ、その間、保護者に休息をとってもらう訪問ケアなどの活動に取り組んでいくという。

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