子宮頸がん:小6女子・費用全額助成の下野市で、ワクチン接種4割弱 /栃木

子宮頸がん:小6女子・費用全額助成の下野市で、ワクチン接種4割弱 /栃木

さらに啓発の方針
 小学校6年の女子児童を対象に、子宮頸(けい)がんの予防ワクチンの接種費用を全額助成している下野市で、接種を始めた6月から7月15日までにワクチン接種を受けた女子児童が全体の4割弱にとどまっている。広瀬寿雄市長が定例会見で明らかにした。

 ワクチン接種は計3回必要で、市は3回分の費用計5万2500円(1回1万7500円)を公費負担とし、今年6月から個別接種を始めた。だが、対象となる女子児童332人のうち、1回目の接種を受けたのは126人にとどまっている。広瀬市長はこのペースで推移した場合、接種率は6割強にとどまるとの見方を示した。

 市は3回分の問診票を児童宅に送り、指定する市内28カ所の病院を案内。6月に1回目を受けなかった児童宅にはがきを送って周知を図っている。市の担当者は「夏休み期間の7、8月の接種状況を見てから、さらにはがきを送るなど対応したい」と話している。

 子宮頸がんは子宮の入り口付近にできるがんで、20~30代の女性の間で増加している。10代前半でのワクチン接種が効果的とされる。保険適用外で3回で5万円前後の費用がかかり、高額な費用がワクチン接種を妨げる要因となっている。県内では下野市や大田原市、日光市などがワクチン接種費用を公費で全額負担している。

トラックバック&コメント

この記事のトラックバックURL:

まだトラックバック、コメントがありません。


抗がん剤「イレッサ」 副作用死の患者遺族が意見陳述 »
« KARAパク・キュリの母、涙でがん闘病を告白